1面のつづきマツダ専務執行役員の菖蒲田清孝は「似たような車のデザインをちょっと変えただけでブランドをつくろうとした。さらに、『マツダ』という名前を消そうとしていた。個性を生かそうとしたが、ブランドの特徴をどこに持っていったらいいか、ばらばらの時代だった」と振り返る。マツダの「黒歴史」とも言われる5チャンネル政策だが、開発陣は伸びきった戦線でいい仕…