経済産業省・資源エネルギー庁がまとめた2008年度の「エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書)」では、原油価格高騰の要因やその影響の分析と地球温暖化問題への対応を大きな柱としている。原油価格は、ニューヨーク原油先物市場で04年以降に上昇傾向を強め、08年7月には147ドル/バレルでピークに達した。しかし、これ以降は下降に転じ、30ドル/バレル…