固定残業代制度とは、時間外労働、休日労働や深夜労働に対する「残業代(割増賃金)」として、「予め定められた一定の残業代を支払う制度」です。使用者は、労働者が所定時間外労働、休日労働や深夜労働をした場合、その労働時間に応じて、また所定の割増率に応じて残業代を支払わなければなりません(労働基準法37条)。残業が常態化している会社においては、この制度を採…