発電実験の様子

東京都市大学は、熱電材料に使用可能な炭化ホウ素を用いた新素材を開発したと発表した。原料粉末に重量比10~15%の金属を混ぜて、焼結温度を約1700度まで下げるとともに電気伝導度を約1・5倍向上させることに成功した。実用化されている熱電材料より軽量で硬く、自動車用エンジンや工場の熱機関などに適用範囲を広げることが期待できる。熱電材料は温度差を与える…