曙ブレーキ工業は12日、2020年3月期の連結業績見通しを公表した。5月の時点では未定としていた。20年3月期は売上高1964億円(19年3月期2436億円)、営業利益28億円(同2億円)を見込む。電動パーキングブレーキ製品の量産化の遅れとドラムブレーキやディスクブレーキといった既存製品の失注などが響き、主力の北米事業で2期連続の営業赤字を見込む。