政府は29日、世界知的所有権機関(WIPO)の次期事務局長候補として、夏目健一郎WIPO上級部長(51)を擁立すると発表した。日本人の候補を擁立するのは3人目。WIPOで、人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)など先端技術の分野の知的財産の保護に関する議論が活発化する中、電子工学の専門知識を有する夏目氏が適任と見て、当選に向けた取り組み…