大同特殊鋼は、2027年までに磁石製品の売り上げを現在の3倍となる600億円に引き上げる。原材料や配合の仕様を見直し、レアアース(希土類)の使用を抑えた新製品を23年以降に投入する。車両の電動化が進めば車載モーター用磁石の需要増が見込まれる。同社は磁石製品を成長市場と位置付け、20年までに約40億円の投資を計画しており、米国に新工場の設置も検討し…