日本精工は9日、電動車のギアボックスなど希薄潤滑環境向けの円すいころ軸受を開発したと発表した=写真。円すいころ軸受は高荷重に対応できる一方で、他の転がり軸受に比べて油膜切れでころ端面に焼き付きが生じやすかった。新製品は保持器のころ端面と接触する部位に微細な溝を設けて潤滑油を保持し、給油することで耐焼付き性を高めた。ギアボックスは燃費や電費の改善を…