日本通運は２００９年度事業計画「日通グループ経営基盤強化方針」の専門特化事業強化のひとつに、美術品輸送を掲げている。同社は全国６５カ所に約１３０台の専門輸送車と約８５０人の技術者を配置。国宝や文化財などの梱包・輸送作業を扱う同部門には、厚生労働大臣から「現代の名工」に選出された笹沼誠吉氏と海老名和明氏の２人が在職し、それぞれ関東、関西地区を拠点に…