大同メタル工業と大豊工業は、2019年4-6月期の業績発表をそれぞれ延期すると発表した。

両社ともに8月14日が四半期報告書の提出期限だったが、9月17日まで延長が認められた。

大同メタルは、英国子会社の大同メタルヨーロッパが2019年3月末の売掛金のうち、約15億円について回収可能性に疑義があることが判明している。

また、大豊工業は連結子会社のタイホウコーポレーションアブアメリカが2015年から2018年まで、期末棚卸資産の不適切な会計処理を行っていたことで資産計上が実態と異なることが発覚し、弁護士など、第三者で構成する「特別調査委員会」を設置して不正事案と原因を調査している。9月上旬に調査結果を公表する予定