九州オートモーティブロジスティクス支店・苅田MLC-II(苅田マルチロジスティクスセンター)

日本通運は、福岡県京都郡に自動車関連物流の需要拡大に対応するための倉庫「九州オートモーティブロジスティクス支店・苅田MLC-II(苅田マルチロジスティクスセンター)」を新設したと発表した。

新設した倉庫は、東九州自動車道苅田北九州空港インターチェンジ、北九州空港や苅田港に近く、2018年2月に先行して竣工した「苅田MLC-I」に隣接する。今回の苅田MLC-IIの稼働によって、延床面積3万平方メートルを超える自動車関連物流の一大拠点となる。

福岡県北部地区は日産自動車の九州工場やトヨタ自動車九州といった完成車拠点があり、新しい倉庫はこれら生産拠点に調達・供給する自動車産業関連部品を中心に取り扱う。定温管理が必要な自動車部品に対応するほか、精密部品の検査室を備えている。電気自動車(EV)充電スタンド3基備える。

日通は、「グループ経営計画2023~非連続な成長 Dynamic Growth~」で、自動車産業を成長戦略の重点産業と位置付けている。