空飛ぶクルマの試作機

NECは、空飛ぶクルマの機体管理機能や、飛行特性を把握するための試作機を開発し、NEC我孫子事業場(千葉県我孫子市)に新設した実験場での浮上実験に成功したと発表した。

今回、NECが開発した試作機のサイズは、全長約3.9m、幅3.7m、高さ約1.3m。空飛ぶクルマに必要となる、自律飛行や、GPSによる機体位置情報把握を含む飛行制御ソフトウェア、推進装置であるモータドライバなどを新たに開発し、試作機に搭載した。新設した実験場で、試作機の浮上に成功した。

NECでは、試作機を活用して空飛ぶクルマの移動環境に必要となる、交通整理や機体間・地上との通信などを支える管理基盤の構築を本格的に開始する方針。