自動運転バス「ナビヤ アルマ」
ソフトバンクの子会社で自動運転サービスを手がけるSBドライブは、対馬市の公道で、ハンドルのない自動運転バス「ナビヤ アルマ」を使った実証実験を8月3、4日に実施すると発表した。
実証実験は「対馬厳原港まつり」の開催に合わせて実施するもので、厳原地方合同庁舎と対馬厳原港まつりの会場間の距離約700mを移動するのに利用してもらい、自動運転バスの社会的な受容性の拡大を図るとともに、実用化に向けた課題を整理する。乗車料金は無料。
実証実験に使用する自動運転バスは、自動運転を前提に設計されたナビヤ アルマを改造し、道路運送車両の保安基準第55叙条による基準緩和認定を受けて、今年6月に公道を走行するためのナンバーを取得した。実際の公道走行では、訓練を受けたSBドライブの社員と、保安要員の2人が乗車して緊急時は手動で運転する。
また、SBドライブが開発している自動運転バスプラットフォーム「ディスパッチャー」を使用して遠隔地からもバスの運行を管理する。