日産自動車が7月30日に発表した生産・販売実績によると、2019年上半期(1-6月)のグローバル生産台数は前年同期比10.9%減の246万5999台と、2期連続でマイナスとなった。

新車販売が低調で、ほぼ全地域で生産が落ち込んだ。中国は同2.6%減の72万2176台と、小幅マイナスだったものの、国内生産がエクストレイル、ローグが低迷し、同16.2%減の40万4075台だった。米国もタイタンが低迷して同6.1%減の39万6404台、メキシコがセントラが落ち込み同6.6%減の35万5436台だった。英国は同27.4%減、スペインが同28.8%減と不振だった。

グローバル販売台数は同7.9%減の262万7672台と2期連続マイナス。中国は同0.3%減の71万8268台と微増だったが、国内がエクストレイルの減少で同6.9%減、北米が同9.0%減、ロシアを含む欧州が同18.0%減と、軒並み前年割れとなった。

日本からの輸出はエクストレイルのマイナスで同17.8%減の20万5987台と、2年連続でマイナスとなった。