西日本鉄道グループの西鉄バス北九州は、7月22日から小倉~黒崎間、小倉~戸畑間で連節バスの運行を開始すると発表した。

今回の連節バスの運行は、人口減少や超高齢化社会に対応した持続可能な公共交通ネットワーク再構築を図るため、一部拠点間を専用空間で走行する「拠点間BRT」を形成する一環で、北九州市も協力する。

連節バスはメルセデス・ベンツの「シターロ-G」で、まず2台で運行する。北九州市の主要幹線区間である小倉~黒崎間を1日7往復、複数の学校があり、通学時間帯に多くの利用がある小倉~戸畑間を1日1往復それぞれ運行する。運賃は通常の路線バスと同額。

同社では今後、増便や他ルートでの運行についても検討していく方針で、将来的には合計10台の連節バスを導入する予定。加えて連節バスを活用して幹線バス路線と支線バス路線の再編や、乗り継ぎ拠点を整備する予定。