スバルが6月27日発表した2019年5月の生産・販売実績によると、「アセント」が好調の米国生産が前年同月比34.6%増の4万69台と単月過去最高となった。国内生産は完成検査問題に伴って現在も生産ラインのスピードをおとしているものの、前年に「フォレスター」のモデル末期だったことの反動もあって同14.9%増の5万88台と、10カ月ぶりに前年を上回った。

5月の世界生産台数は同23.2%増の9万157台と2カ月連続で前年を上回り、5月として過去最高となった。

また、世界販売台数は同3.3%増の9万1979台と、2カ月連続プラスで、5月として過去最高になった。国内販売はフォレスターや、昨年10月に「e-BOXER」搭載グレードを追加した「XV」が好調で同5.3%増の8998台と、2カ月連続で前年を上回った。

米国販売は同6.4%増の6万3972台と、90カ月連続で前年を上回り、5月として過去最高となった。中国は同29.4%増の2433台と、2カ月連続でプラスとなった。

輸出はフォレスターが好調で同5.4%増の3万6303台と、7カ月ぶりに前年を上回った。