解体業者には今後の状況を懸念する声が多い

自動車シュレッダーダスト(ASR)の最終処理に深刻な問題が浮上してきた。中国やアジア各国の廃棄物輸入規制などにより、これまで海外で処分された雑品スクラップが行き場をなくし、国内の破砕業者に廃家電などのシュレッダーダスト(SR)が滞留し始めている。これを受けて、自動車リサイクル事業者が手がける使用済み自動車の解体工程で、再生利用する素材などを回収し…