今日は「終戦の日」。子どもの頃、終戦の日が来るたびに重い気分になった。祖父母や親など戦時を生き抜いた人から毎年、当時の悲惨な体験を生々しく聞かされるタイミングとなる日であったためだ◆「戦争は怖い」という漠然とした不安に襲われ、子ども心に世界平和を真剣に願ったものだった。ただ、気分が重くなるのは戦争の話だけが理由ではなかった◆終戦の日が「夏休みが終…