この季節、炎天下の屋外に停めていた車に乗り込む際にはちょっとした勇気がいる。日本自動車連盟(JAF)によれば、外気温35度の昼間にエンジンを止めた30分後には車内温度が45度に達し、3時間後には55度を超えた◆人間はもちろんだが、スマホなどのデジタル機器や民生品にも過酷な環境だ。しかし、ステアリングや内装材などさまざまな自動車部品はびくともしない…