戦後から始まった完成検査に対して「時代にそぐわない」という意見も少なくない(写真はイメージ)

日産自動車の不適切な完成検査の発覚をきっかけとした一連の問題は、19日のスバルによる最終報告書の提出により一段落する格好となった。完成検査問題は生産や販売など好調な業績にも影を落とすなど、改めてコンプライアンスや企業風土の重要性が浮き彫りとなった。一方で完成検査に関する課題も表面化したほか、自動運転時代を見据えた次世代の安心安全のあり方を問われる…