建設機械大手のコベルコ建機(小谷重遠社長、東京都品川区)は、油圧ショベルの生産を手掛ける広島事業所の移転について、物流と出荷準備施設から先行して実施することを決めた。世界同時不況の影響で建設機械の販売が落ち込み、工場の稼働率が低下していることから生産設備を含めた全面移転は得策ではないと判断。借地を中心に構成されている物流関連施設から部分的に移転に…