アルパインはスピーカー振動板に熱可塑炭素繊維樹脂(CFRTP)を採用したと発表した。高音質化と高耐熱性を両立するための素材で、同社ブランドのスピーカーに順次展開する。同社はCFRTPの材料特性から内部損失や異方性の特色を生かすことを重視、約2年前からスピーカー振動板の開発を手がけている。これまでの研究でCFRTP振動板の設計成形ノウハウを蓄積し、…