日本郵船、商船三井、川崎汽船の外航海運3社は2008年度中に、自動車を専用に運搬する新造船を前年度比25・0%増の計35隻投入する。上昇を続ける自動車の海上輸送に対し、専用船の船腹需要は、ひっ迫しているのが実情。積極的な新造船投入は、需給バランスの改善を図るとともに、収益体質を築くのが狙い。自動車の海上輸送は、北米に代わり、アジア、中近東地区など…