日本精工は欧州の工作機械向けに高速・静音こま式ボールねじを開発した。従来のボールねじは小リードで比較的高精度の工作機械向けが多く、送り速度の向上や騒音が課題だった。欧米で高付加価値・多品種少量生産への需要が高まっていることから送り速度や静音性を向上させたボールねじを開発した。ボールの動きを解析するシミュレーション技術を確立しボールの動作の安定化も…