発泡ポリプロピレン(EPP)など合成樹脂を手がける素材メーカーのJSPは、自動車向けの吸音材や、バンパーやシートコア材として緩衝材「ピーブロック」の事業が拡大している。2016年6月に社長に就任した酒井幸男社長は、自動車関連事業に熱い視線を送る。(大谷 学)―車の軽量化ニーズの高まりで樹脂材料が注目されている「事業環境は良好な状況にある。自動車生…