上場自動車メーカー9社の2017年3月期は、円高の進行がマイナス影響となり、一部を除き減収減益を余儀なくされた。販売台数は増えたものの、前期に比べ対ドルで12円の円高だったことが大きく響いた。18年3月期も引き続き円高方向に見ており、大手3社はいずれも減益を見込む。主要市場の米国では市場が好調ながらも販売競争が激化しており、販売費の増加を抑えつつ…