2015~17年度中期経営計画の最終年度を迎える日本ピストンリング。計画策定時と比べて為替水準は円高で推移しており、業績の数値目標を達成するのは厳しい情勢にある。ただ、事業面では、主力製品の受注が海外を中心に好調で、利益を押し上げる要因となっている。生産合理化に向けたライン改造に取り組み、さらなる収益増を目指す。  (門場 貴史)―今期(2017…