会談は友好ムードだったようだが、経済対話の先行きは不透明だ

トランプ米大統領との会談を終えた安倍晋三首相が13日、帰国した。円安や対日貿易赤字などについてトランプ大統領から直接の言及はなく、2泊3日に及ぶ異例の厚遇が目立った会談だった。日米両政府は一方で、麻生太郎副総理とペンス副大統領が主導する新たな経済対話の枠組みづくりでも合意した。トランプ大統領が「米国第一」の看板を下ろしたわけではなく、自動車業界は…