日産自動車が9日発表した2016年4~12月期決算は、円高が大きく影響し、売上高、利益ともに減少した。販売台数は増加し、購買コストの削減も進んだが、為替影響を補えなかった。4~12月期の減収減益は13年3月期に会計方針を変更して以来、初めて。台数増や購買コスト削減など増益要因があったものの、販売費用の増加や為替変動影響によって相殺した。為替変動に…