新エンジンの吸気の流れ(タブレット画面)。従来型の吸気ポート(下、右側)は湾曲している

トヨタ自動車は、2017年から市場導入する新世代エンジン群に、世界初の「レーザークラッドバルブシート」と呼ぶ新工法を用いたストレート形状の吸気ポートを標準搭載する。エンジンの素性を高めるコモンアーキテクチャー(共通構造)の一つで、ロングストローク化、バルブ挟み角の拡大と併せた三つの技術の組み合わせで高速燃焼を実現し、パワートレーン全体で動力性能を…