日産自動車と取引の多い上場部品メーカー7社の2016年4~9月期連結決算は、6社が減収となった。米国や新興国市場での受注が拡大したパイオラックス以外、円高による為替換算影響を事業成長でカバーしきれなかった格好だ。営業利益ではコスト低減や生産性改善など合理化策が寄与し、4社が増益を確保した。ただ、2017年3月期の通期見通しでは5社が営業減益を予想…