1、乗合馬車から馬車鉄道、電気軌道へ群馬県の高崎は明治5年(1872)に東京との間に郵便馬車が運行されたわが国最初の長距離馬車発祥の地である。明治12年8月、東京から伊香保に旅行した文学者大槻文彦によれば、神田万世橋の袂(たもと)に馬車屋が数件あって、広運舎が午前2時に、開盛舎が午前4時に高崎まで毎日1便ずつ運行していて、所要時間は12時間、料金…
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1、乗合馬車から馬車鉄道、電気軌道へ群馬県の高崎は明治5年(1872)に東京との間に郵便馬車が運行されたわが国最初の長距離馬車発祥の地である。明治12年8月、東京から伊香保に旅行した文学者大槻文彦によれば、神田万世橋の袂(たもと)に馬車屋が数件あって、広運舎が午前2時に、開盛舎が午前4時に高崎まで毎日1便ずつ運行していて、所要時間は12時間、料金…
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