タイヤメーカー各社は高付加価値タイヤの提案を進めている(写真は日本グッドイヤー「ベクター4シーズンズ・ハイブリッド」)

2016年上期の乗用車用タイヤの販売本数は微増した。Gfkジャパン(藤林義晃社長、東京都中野区)が公表した16年上期(1~6月)のタイヤの販売動向によると、冬用タイヤの需要が1月に集中したことから、販売本数は前年同期比4%増となった。一方で平均価格は同4%低下。軽自動車向けなど小さいサイズの本数構成比が上がったことが平均価格の下落につながったとみ…