日本中古車輸出業協同組合の講習会(写真はイメージ)

昨年に比べて中古車業界の市場環境をより厳しくしているのは、市場を支えてきた中古車輸出の不調だ。2015年(1~12月)の中古車輸出台数は前年比2・3%減の125万4047台と、過去6年間で初めての落ち込みを示した。とくに、ロシア向けが同61・7%減の4万9142台と大幅な減少となったほか、南アフリカやミャンマー、チリなども2桁の減少となった。中国…