強烈な逆風が吹く苦難の時代に、自動車メーカーのトップ交代や経営体制の変更が相次ぐ。トヨタ自動車とホンダは新社長の登板を決めた。マツダはフォードの出資比率引き下げと役員の大幅異動を機に社長交代を半年前倒しした。スズキは鈴木修会長が昨年12月から8年ぶりの社長兼務で陣頭指揮し、代表権を持つ3人の専務と社長直轄の経営企画室が支える。新体制発足の背景はさ…