自動車整備業の矢倉自動車工業(矢倉義久社長、大阪府岸和田市)が6月21日、破産した。負債額は約11億9千万円。多額の有利子負債が経営を圧迫していた。5月2日に事業停止後、松尾吉洋弁護士の他に事後処理を一任していた。従業員数は22人だった。今後、破産管財人の下で破産手続きを進める。同社は、先代の矢倉定夫氏が1948年に創業。車体整備業から開始し、焼…