新車販売が予断を許さない状況を続ける中で、近畿地区のホンダディーラーも同様に苦戦を余儀なくされている。思惑通りの販売実績を残すのは少数派で、各社の首脳の表情に明るさは見えない。ただ、前向きに困難に取り組むことこそが、ホンダの存在意義ではないか。最近のホンダの低迷要因は数年前に打ち出した「100万台構想」に起因する。国内市場の拡大が見込みにくい環境…