日本鋳鍛鋼会(仲田摩智会長)が発表した3月の鋳鋼・鍛鋼の生産実績によると、鋳鋼は前年同月比1・3%減の1万2960トンで18カ月連続マイナスとなった。鍛鋼は同9・6%減の5万2415トンで9カ月連続で前年を下回った。鋳鋼は、土木建設・鉱山機械、船舶向けなどが低調。ただ、基礎的な需要が大半を占めていると見られており、現在の水準が底になる可能性も高い…