温室効果ガスの国内排出量が5年ぶりに減った。環境省がまとめた2014年度の総排出量(確報値)は13億6400万トン(前年度比3・1%減)。震災後、省エネ意識が定着して電力消費量が減ったことや、最新鋭設備の稼働で火力発電の効率が上がったことなどが主な理由だ。ただ、日本は温室効果ガス排出量を30年度までに13年度比で26%減らす国際公約を掲げる。環境…