消費者や販売現場にも難解なエコカー減税(イメージ)

小幅改正にとどまると見られていた今年末の税制改正議論の先行きが怪しくなってきた。総務省が制度設計を急ぐ意向をチラつかせ始めたからだ。経済産業省や業界側は減税と一体的に議論するよう求め、総務省の“食い逃げ”を阻止する構え。年末に向けて波乱含みの展開も予想される。今月開かれた総務省の検討会で、業界団体などから改正要望を聴取した委員は、自動車の社会的費…