1973年の交通事故死者数は1万4574人で、68年以降で初めて1万4千人台まで減少した。前年に比べると1344人の減少で、“史上2番目”の減少数だったという。しかし、74年はさらにこれを大きく上回り、半年足らずの5月17日時点で前年に比べて1360人減少というペースで推移。74年の交通事故死者数は1万1432人となった。当時の警視庁・交通管制セ…