自動車産業でもバイオ技術の活用が進む(トヨタ「SAI」のエコプラスチック採用部分)

生き物が持つ能力や性質を社会に役立てるバイオテクノロジー。技術の進歩に伴い、製薬から農業、エネルギーなどの分野で活用が進む。その一方で、こうした生物の多様性を保護したり、生物資源を持続的に使うための国際的な取り決めとして1993年暮れに発効したのが「生物多様性条約」だ。日本を含む締約国(195カ国・地域)による会議も2年に1度、開かれている。ただ…