2015年度は全需の減少が見込まれるが、1千万円超の輸入車は動きが順調。富裕層に景気回復効果が表れたことの一端を示す

2015年度の新車販売の全体見通しについて、販売店の多くは登録車、軽自動車ともに微減と予測している。消費増税に伴う反動減の影響を受けた前年度に比べ、市場そのものは安定的に推移すると見る。東京モーターショーの開催を控え新型車の相次ぐ投入も想定され、下期に需要が拡大するとの期待感も強い。その中で各社は、自社の販売目標そのものはプラスを計画しているとこ…