軽自動車販売の快走が続いている。2014年度は総市場に占めるシェアが41・0%と、年度として初めて、4割を超えた。燃費をはじめユーザーのコスト意識の高まりが大きな要因と言われている。こうした潮流をとらえた軽主力各社の戦略を追う。◆スズキを押さえてダイハツ工業は9年度連続で軽自動車販売ナンバー1の座を獲得した。2月までの累計台数ではスズキを8672…