軽自動車の快進撃が続いている。需要の高まりと各社の販売競争の相乗効果によるものだが、この結果、昨年1年間の軽自動車の販売台数は227万台に達し、国内の新車販売全体に占める割合は40・9%と統計を取り始めて以来、初めて4割の大台を超えた。熾烈な販売競争は熾烈な開発競争の、さらにはコスト競争の呼び水とならざるを得ない。軽自動車がリードする形で新技術の…