豊田社長だけでなく、社員一人ひとりが“リーダー”になることが求められている(トヨタガズーレーシングフェスティバルで)

■三位一体で難問解消へ仕入先・販売店との交流が不可欠「ネバーギブアップだ」。東日本大震災とタイの大洪水が自動車産業を奈落に落とした2011年。この年の東京モーターショーで、豊田章男社長は日本のものづくりを諦めない決意を報道陣の前で語った。以降、トヨタ自動車は国内生産300万台を死守し続けている。現在、円安の恩恵を受けて業績を伸ばしているのも、歴史…