防振ゴムなどを手がける山下ゴム(石川常夫社長、埼玉県ふじみ野市)は、国内生産を継続する方針を固めた。埼玉、三重の2工場をどちらか1カ所に集約する方向で調整しており、年度内に決定する。従来、将来的な生産体制として新興国を基本とする方針を掲げていた。円安が進行する中、主要取引先であるホンダの国内生産車両向けの供給を国内工場から行うことで、為替に影響さ…