「反動減」というと、一時的な現象という感じがある。特殊な要因のためにある期間、数字が落ち込んでいるという状態である◆4月の消費増税からこのかた、これほど使われた言葉はないだろう。だがここにきて「いつまでも反動減で説明のつく話なのか」と疑問をさし挟む人が自動車販売業界で増えた。無理もない。今の車販売の鈍さは短期的な理由以上の何かを第一線の人々に感じ…