プラザ合意以降の急激なグローバル化への対応で、日本企業は有能な人材と技術の分散を余儀なくされてきた。そして、長引く不況により短期利益を追求せざるを得ない中、イノベーションに関して後れをとってきた感は否めない。しかし、ICT(情報通信技術)を活用することで、日本本社に中枢機能を集中化させたままグローバルに展開することが可能になった。距離的なハンデを…