2012年秋に発生した日本車の不買運動に苦しんだトヨタ系部品メーカーが、中国で巻き返しに転じようとしている。トヨタ自動車が17年末までに新型車15車種以上を投入、将来的に販売を200万台規模に拡大する目標を打ち出したことで、部品各社の間には「新たな成長を遂げるための道筋が生まれた」(中堅部品メーカー首脳)。事業拡大に向けて再始動する企業も増加傾向…